先輩からのメッセージ

料飲サービス課 鉄板焼グリル・みやこ 小泉 隼人 2010年入社

 

1)現在の仕事内容について

「鉄板焼グリル」でのサービス業務をしています。お料理自体は目の前で調理人が提供をしますので、オーダーをとり、ドリンクやワインサービス、会計業務などが主になってきます。特にワインはお料理とあわせてご提供できるように積極的におすすめしています。ほかにはメニュー表の作成などを担当しています。また、ワインの勉強もソムリエ取得のために続けています。

2)仕事上でのやりがいや大変なことについて

この仕事を続けてくると顧客のお客様が自分を知ってくださっていることが増え、異動した先でも自分のことを訪ねてお店をご利用いただけるのは嬉しいです。自分としてもそのお客様の好みや喜んでくれることを考えて接客しているので、ホテリエとして認められた気がします。また、「鉄板焼グリル」はお客様が入店されると店内の雰囲気にやや緊張されてしまう様子もよくうかがえます。そんなお客様がいらっしゃったときは、最後は笑顔でお帰りいただこうという意識で接客しています。先日も顔合わせでご利用になった両家ご家族がいらっしゃったのですが、緊張された雰囲気を和ませるように、時折冗談を交えることも。自然な笑顔で、お客様に合わせた接客というのは大変でもあり、やりがいとして感じます。

料飲部料飲サービス課 鉄板焼グリル・みやこ 小泉 隼人

3)ホテルでの仕事を通じて学んだことや成長できたことについて

現在の会社はバー「オードヴィー」でのアルバイト後に入社し、チーフバーテンダーになるまで8年勤務し、季節ごとにメニュー作りもしました。そして「カフェ」で2年ほどサービススタッフとして従事し、その中でドリンクの選定や発注を行う担当をしていました。現在の店舗は2018年にオープンした新しいお店なので細かな部分のシステムやマニュアルも異動を経験してきたことを活かして確立している最中です。実はワインの勉強を本格的にしたいと思って、「鉄板焼グリル」でのサービスを願い出ました。正直ホテルの勉強もろくにしておらず、ホテルについての知識がないまま入社した頃の自分と比べると、いろんな国籍のお客様と出会え、文化などを知ることで、自分の幅が広がりました。接客のレベルというのも先輩に教わりながら学んできました。目の前のお客様だけではなく、ほかにいらっしゃるお客様の事も意識すること、そして自分もホテリエとしてお客様から見られているということを今では自然と感じられるようになりました。

4)職場環境や社風について

ホテルの仕事について知っていくたびに、いい意味でギャップに驚きます。お越しいただくお客様のために目に見えないところでここまで下準備をしているというのは心からすごいと思いました。また、カウンターに立っている調理人もさりげなくジェスチャーやアイコンタクトでコミュニケーションをとっており、お店の雰囲気を大事にしていることを感じます。私は3店舗経験しておりますが、どの店舗もスタッフは親しみのある方ばかりで、異動したての時でも快く受け入れてもらいました。それは商品の振り替えや他店舗のフードやドリンクを頼まれた時など、お互いの店舗を行き来することがあるので、コミュニケーションが普段から生まれているからだと思います。普段からの自然なスタッフ同士のコミュニケーションのおかげで、お客様の突然のご要望でお店以外のリクエスト、たとえば「今日予約をしていないけれど、宿泊できるかな?」というレストラン以外のご要望でも柔軟に応えていけるのですね。

5)今後の抱負について

やはりもっと飲料の知識を習得したいです。特に今はワインソムリエの取得を目指しています。自分でセレクトしたワインがお店に並んだり、お客様にもっと喜んでいただけるように知識やサービス技術を磨いていきたいです。また、ゆくゆくはマネジャーとして店舗のオペレーションにも関わっていきたいですね。

※掲載している内容は取材当時のものです。

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