マーケティング課 窪田 慎太郎 1999年入社

 

1)現在の仕事内容について

マーケティング課の仕事とは、ひとことで表すと「商品が売れる仕組みづくり」です。具体的にはホテル商品の情報発信元となるメディア媒体との橋渡し役として、ホテル施設内の撮影、館内イベントのスケジュール調整、雑誌・WEB掲載に伴う情報の校正を一連で行っています。そのほかにもホテル館内のイベント告知ポスターなどの制作及び管理と、「HYATT TASTE」というホテル全体のイベント紹介をする月刊パンフレットについても、撮影・製作・印刷・発行に至るまでを担当。そしてホテルWEBサイトの情報更新、SNS発信、広告運用など業務は多岐に亘っています。

2)仕事上でのやりがいや大変なことについて

「商品が売れる仕組みづくり」を生み出すためには世の中の動向も気にしながら、商品の内容やターゲット層などのニーズを探ることが欠かせないと思っています。そのなかで大事なことはお客様視点であることです。お客様がどんなシーンでホテルを利用し、どんな商品を求めているのか細部までこだわる必要があります。自分が作成し、発信した媒体を見てホテルをご利用いただき、喜んでくれた際は大きなやりがいを感じます。
マーケティング課はほかの部署に比べると少数のスタッフで業務を行っているため、一人が抱える仕事量も自然と多くなってきます。それでも誤った情報を発信してしまわないようにお互いに気を配るのが大変なことのひとつですね。

マーケティング課 窪田 慎太郎

3)ホテルでの仕事を通じて学んだことや成長できたことについて

入社から現在に至るまで、私は料飲部で多くの経験をしました。新入社員当時は興味があったフレンチレストランに配属され、正統派のホテルサービスというものを徹底的に学びました。当時、ホテルレストランのフレンチといえばクロッシュでの料理提供やお客様の目の前で作るクレープシュゼットなどパフォーマンスが主流のサービススタイルでしたので、ホテルという空間でお客様を喜ばせるための演出の追求や、ホテルマンとしての所作、妥協が許されない本物のサービスを学べたと思います。そのとき指導いただいた先輩の言葉は今でも忘れていません。そのおかげもあり、お客様のお食事の様子や表情を見れば、喜んでもらえているのか、もしくは不満に思っているのか自然に察知できるようになりました。
その後も「カフェ」や「ラウンジ」の店舗立ち上げにも携わることができました。その頃は上司と後輩の意見も汲みつつ調整するような立場でもあり、新店舗立ち上げはサービススタッフとしての業務もこなしながら、什器やメニュー内容を決めること、関連部署とのミーティングが多すぎていつのまにかスケジュール帳がメモで真っ黒になっていました。

4)職場環境や社風について

マーケティング課は各々のスケジュールで動いているため、事務所に全員が揃うことは少ないかもしれません。ですからあえてランチ休憩は従業員食堂で、全員揃って食べることにしています。そこでお互いコミュニケーションをとっているおかげか課内の雰囲気はいい職場だと思っています。
会社全体としては業務が忙しいなか、従業員を対象としたパーティーや、ホテルの20年先を見据えテーマに沿って従業員同士で意見交換する「これ20クラブ」など、従業員のモチベーションを維持し働く意欲が湧く環境が整っているので、楽しく、やりがいをもって働ける社風だと思います。そのため、上位職の方々ともコミュニケーションがとりやすいですね。

5)今後の抱負について

商品力の向上=ブランド力の向上をしていきたいと思っています。商品を見て「ハイアット リージェンシー 東京の○○だ!」というように多くの方に認知していただけるような商品づくりをしていきたいです。そして常に新宿一番のホテル、都内ホテルのどこにも負けないブランド力をこれからも確立させていきたいと思っています。

※掲載している内容は取材当時のものです。

セールス&マーケティング部 マーケティング課 窪田 慎太郎