先輩からのメッセージ

宿泊部 フロント課コンシェルジュ 丹羽 理紗 2016年入社

 

1)現在の仕事内容について

現在はコンシェルジュとしてお客様のさまざまなリクエストにお応えしています。宅配便や郵便物の受取、交通・観光案内、レストランの予約やサプライズのお手伝いまで、挙げたらきりがないくらいです。観光案内は目的地までのご案内はもちろんですが、ご予定を立てずにいらっしゃるお客様のご相談にも対応します。当ホテルはロビーフロアのコンシェルジュデスクに加えて、9階の「リージェンシークラブラウンジ」にもエグゼクティブフロアにご宿泊されるお客様およびハイアットメンバーシップ・プログラムの上級会員の方にご利用いただける専用カウンターがあり、コンシェルジュ業務だけではなく、チェックイン・チェックアウトも行います。対面接客はもちろん、メールや電話での対応も国内外問わず非常に多く、どちらのカウンターにも幅広い年齢や国籍のお客様がいらっしゃいます。

2)仕事上でのやりがいや大変なことについて

ご案内した観光地やレストランから戻られたお客様に、お手伝いしたことに対してお礼や感謝のお言葉をいただいたときは大変嬉しく思います。コンシェルジュデスクに立っていると、「コンシェルジュなら知っているのが当たり前」と思われることが多いので、その期待に応えていくのは大変ですね。東京・新宿のことに限らず、広範囲の知識が求められるので、日々多くのことに興味をもち、知識を身につけていかなくてはと思います。コンシェルジュ同士でスポーツが得意、グルメが得意など自分の好きな分野を活かして知識を補い合い、新しい観光スポットにも足を運ぶようにしています。

フロント課コンシェルジュ 丹羽 理紗

3)ホテルでの仕事を通じて学んだことや成長できたことについて

相手の立場になって物事を考えることの大切さです。毎日数十名のお客様をご案内しますが、急がれているのか、たくさん質問されたいのか、言葉に出さなくても表情や仕草などでお客様の置かれている状況や考えていることなどを汲み取るようにしています。それによりお客様をお待たせすることを減らし、お客様もなぜ自分が考えていることが分かったのかと驚かれながら感謝していただけます。また、コンシェルジュデスクへお越しになろうとするお客様にいち早く気がつくように常に意識をして気を配るようにもしています。英語についても、先輩の言い回しや敬語を聞きながら表現力を身につけてきましたので、学生時代から比べると大きく成長したのではないかと思います。
また、社内の海外研修制度でパーク ハイアット 上海にて3ヶ月間勤務したことで語学はもちろんですが、文化やブランドの違い、異なるオペレーションなど多くの刺激を受けました。

4)職場環境や社風について

困ったときに限らずいつでもお互いをサポートして、モチベーションを高めあえる職場だと思います。3ヶ月間の海外研修の時も、背中を押してくださり快く送り出してくれました。コンシェルジュはどのスタッフも向上心が高く知識が豊富で、切磋琢磨しているので、私自身のスキルアップにつなげられています。休日や勤務後でもお客様からリクエストの多いお店には自然にみんなで一緒に行ってみようとなることも多いです。
当社はフルサービスのホテルなので、他セクションと関わることが多くあるのですが、どのスタッフもいつも親身になって話を聞いてくださるのはやはりこの会社の強みだと思います。海外研修に行った際も早く帰りたいなと思ったくらいです、最初だけですけど(笑)。

5)今後の抱負について

上海での研修を経て中国語の勉強を本格的に始めました。英語も日本語も話せない中国からのお客様に対しもっとお手伝いができるようになりたいです。韓国語も学生時代に勉強したことを思い出しながら、話すように心がけています。基礎会話だけでもたくさんの国の言語をもっと覚えていきたいですね。
日々変化が多く、毎日があっという間に感じます。それでもただ過ぎ去るのではなく、いろいろな発見をして吸収していきたいですね。小さな積み重ねかもしれませんが、立地やハード面だけではなく、お客様が私たちコンシェルジュチームが素晴らしいから、このホテルにいるから、という理由で当社に宿泊いただけるように、日々お客様の期待を超えたサービスをしていきたいです。

※掲載している内容は取材当時のものです。

宿泊部 フロント課コンシェルジュ 丹羽 理紗